和菓子屋さんのおはなしの続き。
その和菓子屋さんには引越しをした後も
1年に1度か2度は必ず向かいました。
いつも何故だか安心して元気が出ました。
でも四半世紀も通っているのに
右側に置かれているお菓子しか食べたことがありませんでした。
初めてお店に入った若い時に 左側に置いてあるお菓子の前の
「上生」と書かれた文字を「じょうなま」って読んでいいのかしら?
と心の中で少し不安になってから なんとなく照れてしまうような気持ちで
買えないまま長い年月が過ぎてしまいました。
そんなことを思っていたら今年の春に
いつものように草餅を買わせていただこうとした時に
お店のご主人様が
「毎度ありがとうございます。上生もおいしいんですよ。」とおっしゃいました。
わたしはたぶん顔が赤くなっていたと思います。
「上生をお願いします。きれいですね。」と伝えるのが精一杯でした。
その後はよく思い出せないくらいです。
変な人と思われたかしらん。
その時の写真です。
上生もとてもおいしかったです。