ここからは空想のおはなしです。
誰かのことの空想は
本当のこととは随分と違っていることが多いので
送り主の方の気持ちを
軽々しく口に出すようなことは良いことではないけれど
種のことは謎だらけでした。
いろんなことを考えました。
その中でも 「何かお礼を」と思うあまりに
よく考える時間もなく
大事な種を渡してしまったのではないといいなと気になりました。
あるいは
自分では捨てることも出来ない思い出の種を もう
たまたま出会った若い誰かに託してしまおうと思ったのかしらん とか
そもそも
「ご主人と種のおはなし」も記憶と空想が
くるくるとからまったことによるおはなしだったのか わかりません。
(こんなふうに思うのは そのころのわたしの仕事が
記憶と空想のくるくるとからまった人と接するものだったからなのですが)
それからもうひとつ思いました。
花を咲かせる前に枯れてしまう種についてどう思う?
というメッセージかしらん ということも。
謎のメッセージは
生きていると たくさん受け取るのかもしれませんものね。
よくわからない曖昧なところが素敵に思えるけれど。