ポストカードのおはなしは続きます。

夏になり 暑くなった頃に
毎年缶の中から出して置いているポストカードは 
陽を避けて休んでいるような山羊の写真です。
このカードを見るたびに思い出すのは
「日陰に入って歩きなさい」という言葉です。
特別な意味があるようには感じない
たった1度のささいな言葉を何十年も思い出すなんて脳は不思議です。

7歳くらいの時に 祖母の家からお散歩を兼ねて
少し遠くのお店へ 食事のためのお買い物へ連れて行ってもらいました。
どこかのお家の塀越しに咲いているお花の名前を教えてもらったりしながら
たぶんとても楽しく歩いていました。
その時の言葉です。
声まで聞こえる感じでうれしい。
記憶って不思議です。